東ドイツの消滅と前後して、ドイツではプランダンプフと言う新しい蒸気運転が行なわれるようになりました。この方式は、通常DL等が牽引する定期列車を蒸気機関車牽引により運転する!と言うもので、当初はおもに旧東ドイツ地域において、年間十数回にわたって様々な地域で行なわれました。東ドイツではベルリンの壁崩壊直前まで蒸気機関車が営業運転に用いられていた為、全国各地において蒸気運転に必要な設備が残されていた為、蒸気機関車による迅速な運用が可能だったわけです。現在でも年に数回このようなイベントが行なわれているようです。1993年8月13~15日にかけてザールフェルトを起点に行なわれたプランダンプフは01-130、01-531、03-1010、41-1231の4機によるもので旧東ドイツを代表する動態保存の急客機01形原形、近代改造の01-5形、3シリンダーの03-10形をそろえ、更に急行用貨物機41形も登場する豪華なものでありました。3日間に渡りこれらの機関車が早朝から深夜まであちこちを走り回るので、それこそ食事を撮るヒマもないほどに、あちこち追い掛け回したものです。なお、この時の様子は鉄道ジャーナル1994年8月号に紹介してありますので、併せてご覧頂ければ幸甚であります。
Plan Dampf sarounding Saalfeld area in 8-1993 Namely,Steam special for reguror time tabuls.