昭和49年8月12日をもって越前本線の勝山・京福大野間が廃止となった。車輌の近代化のため南海電鉄から昇圧により不要となったモハ1201形16両とモハ11001形8両を大量導入したため、途中の下新井トンネルの通過が不可能な事が理由の一つとして挙げられていたが、トンネルの改修に莫大な費用をかけて存続させるほどの意義も無かったのであろう。当時勝山までは日中30分ヘッド、京福大野までは1時間ヘッドの運転で、そこそこの乗客は乗っていた。
Memorial reports of Keifuku Elec.co. Fukui branch systems abandoned pert of Echizen main line in 12-8-1974.