上の写真の電車が約一時間半後に福井行きとなって戻って来た。この間に下の写真にある様に京福大野行きのサヨナラ電車を撮影している。この間、画面右手自転車がおいてある所の食堂で涼みながら京都からいらっしゃったと言う同行の方々と暇つぶしに電車談義に花を咲かせた。随分電車に詳しい方だナァと思いつつも、こちらの南海の知識に関しては一枚上手だナァと思いながらお話をしたものである。その方こそ高名なる鉄道写真家のT氏である事は翌月号のF誌のニュース欄を見て、判ったのである。我々一行はこの電車で福井へと向かった。
9-8-1974