イギリスの蒸気機関車 British Steam 

 イギリスの蒸気機関車を初めて撮影に出かけたのは、比較的遅く1989年の事です。最初に見たイギリスの鉄道の印象は、車輌限界が著しく小さく、昔の阪神電車みたい…と言えば少々オーバーですが少なくとも左右の寸法は東京の地下鉄銀座線程度ではないかと言う印象です。そんな所に走る蒸気機関車はとても小さく、日本の方が遥かに大きく見えます。そう言う機関車であっても軸重は20トンを上回り、出力も日本のC62を遥かに凌ぎ戦前において最高速度160km/h運転を行なっていたのですから、まさに驚きです。なんと言ってもイギリスの蒸気機関車の魅力は、磨き上げられた常に光り輝くように美しく端正な姿に尽きるようです。もともと小生はドイツの蒸気機関車にのめり込んでいましたが、それとはひと味ことなった魅力を感ずるようになりました。この20年間に撮りためた写真をご覧下さい。

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